Snow LeopardとMacPorts 1.8

Snow Leopardを上書きインストールすると, 一見/optが消去されたように見える. ディスクの空き領域も増えている. 実は, /optはFinderで見えなくなっているだけで, 消去されていない. ディスクに余裕ができたのは, システムのPowerPC用の部分がSnow Leopardではなくなったから.

ただし, Snow Leopardと相前後してリリースされたMacPorts 1.8は以前のバージョンと仕様が変わり, デフォルトではCPUに応じたアーキテクチャが選択される. 例えば, Core 2 Duoを使ったMacBook ProやXeonを搭載したMac Proなら, 既定ではx86_64用にコンパイルされる. 1.7以前はi386用にコンパイルされていた. そのため, この例の場合, これまでのものを引き継ぐとアーキテクチャの違いから, リンクがうまくいかなくなる.

64-bit CPUを搭載したマシンで64-bitのコード生成は, 科学技術計算にはメリットがあるので, 歓迎すべき仕様変更である. 手間となるが, コンパイルしなおすのがよさそうだ. Leopardでコンパイルしたものは32-bitだが, ディレクトリの名前を変更すれば使い続けることができる (例えば/opt/localを/opt/local_i386).

MacPortsはボランティアにより支えられているので, 一朝一夕にすべてが移行できるわけではなく, 中にはSnow Leopardでうまくコンパイルできなくなるものもある. しばらく時間がかかるかもしれないが, 徐々に移行されていくはずだ. MacPortsは現行OSとその前までをサボートするので, Tigerはlegacyとなり積極的なサポートはなくなる. TigerユーザはLeopard, Snow Leopardへの移行を迫られるか, コンパイルできなくなるパッケージが出てくるという心づもりが必要だ.

Snow Leopardでは, XCode 3.2となった. XCode 3.2は, Snow LeopardのDVDのOptional Installsにある. デフォルトのコンパイラは, gcc-4.2となったようである.

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